内視鏡

2016年6月29日 水曜日

当院での大腸内視鏡検査

まちだクリニックの町田宏です。

大腸の検査といえば内視鏡検査と注腸造影検査(おしりからバリウムを入れてレントゲンを撮る検査)が主な検査で、最近ではCTを使った大腸CT検査もあります。

大腸には常に便があるので、なにも処置をしないまま検査を行っても便などのために小さな病気を見落としてしまう可能性があるので、下剤を飲んで大腸の中を洗い流す必要が有ります。

下剤を飲んでもらっていても沖縄そばや椎茸など消化に悪い食事を食べていると、大腸の中に残っていて検査の支障になることがあります。
大腸内残渣
この他、果物の種やゴマ(ふりかけ)などは検査の支障になることがあるので注意が必要です。
検査2~3日前から食事は肉・魚中心の食事にしていただく様にお願いしています。
(検査前日の食事内容に不安のある方には検査用の食事を窓口で販売しています。)

当院で行っている大腸内視鏡検査の全処置は
検査前日、寝る前に「ヨーピス」という下剤10mlをコップ1杯(200ml程度)の水と一緒に飲んでいただきます。(多くの方が検査当日の朝、下痢します)

検査当日、9時頃来院していただきモビプレップという下剤と水を交互に飲んでいただきます。
モビプレップを1〜1.5リットル、水をその半分量500~700ml位飲んでいただくと多くの方が検査可能な状態になります。
現在当院で採用しているモビプレップという下剤は過去によく使われていたニフレック等という下剤と比較すると少なめで検査が可能な状態になります。

当院の場合は大腸の検査でも前処置が終了したら検査を開始しますので、前処置が早く終了した方は早ければ午前中で検査が終了になります。
前処置に時間がかかる方は午後までかかることもあります。
また、鎮静剤を使用された方は検査後に1時間程休んでいただきます。
そのため、大腸検査は午後まで診療している月、火、木、金に行っています。
どうしても水曜日や土曜日にしか時間が取れないという方はご来院の上で相談させてください。

胃の検査と大腸の検査を同日に行う場合には
下剤を飲み終わり前処置終了
  ↓
胃の検査
  ↓
大腸の検査

という流れになります。
検査台に登っていただくのは一度だけです。

不安・緊張の強い方には鎮静剤を注射して検査を行いますが胃の検査も大腸の検査も点滴はしません。

検査終了後、引き続いて検査結果説明を行います。
(鎮静剤の注射をした場合には1時間程度休んでいただいてから説明します。)

ポリープなどがあり病理検査をした場合には1週間後に病理検査結果を聞きに来ていただきます。
大腸のポリープなどが見つかった場合には
1〜2mmの小さなポリープは組織検査の際にほぼ無くなってしまいます。
5~6mmまでのポリープは数や形などを確認した上でご本人と相談して切除することも可能です。
それ以上の大きさのポリープに関してはポリープ切除した後に出血や腹痛が出た場合、夜間や休日の対応ができないので他院を紹介させていただいています。

胃や大腸に不安をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
検査時に鎮静剤の使用を希望される方は検査当日ご自分でお車等の運転を行わないようにお願いしています。鎮静剤使用をご希望の方はご家族やタクシーでのご来院をお願いします。

火傷や怪我などの傷に対しては湿潤療法を行っています。
怪我をしたが処置の仕方がよくわからないという方もご相談ください。

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2016年6月20日 月曜日

呑気症?

まちだクリニックの町田宏です。

休診のお知らせ
6月23日(木)は慰霊の日のためお休みさせていただきます。


ネットで見つけたニュースから

ゲップ・おならで悩んだら 呑気症、歯科での治療も
http://style.nikkei.com/article/DGXKZO03464080Q6A610C1TZQ001?channel=DF130120166089

2016/6/12付 日本経済新聞 朝刊

 無意識に空気をのみ込みすぎておなかの張りやおなら、ゲップが頻繁に出る症状が呑気(どんき)症だ。空気嚥下(えんげ)症ともいう。緊張や不安から首や肩に力が入ったり歯を食いしばったりすると、唾とともに空気をのみやすい。専門家は「病気の仕組みを理解して、歯科治療を含めた処置を考える必要がある」と説明する。

〜中略〜

 「固唾をのむ」という言葉があるように、不安や緊張で唾を飲む経験をした人は多いだろう。口の中が狭くなって舌が上顎に当たると、唾液が喉の奥に流れ込んで無意識に飲み込んでしまう。このとき、1回ごとに喉の奥の空気を3~5cc取り込んでしまう。頻繁に唾を飲むとおなかの中に空気がたまり、呑気症を引き起こす。
 空気が原因なので、胃や腸を検査しても異常は見つからない。内科でガスを減らす薬や整腸剤などを処方されても効き目がほとんどない。

 歯を食いしばったりかみしめたりして呑気症になる人が多い。胃腸の不快感のほか、顎関節や目の奥の痛み、頭痛、目まいを伴うときもある。

 かみしめる行為が目立つ場合を「かみしめ・呑気症候群」と呼ぶ。症状の改善には、空気をのみ込む癖を直すのが先決だ。


〜以下略〜(ぜひリンク先の全文を読んでみてください)

内視鏡検査を中心としている当院にもゲップやおなら、腹部膨満感でお困りの方が相談に来られる事があります。
胃の検査・大腸の検査をしても特に異常のない方には「呑気症」の可能性をお話しさせていただいています。糖質制限食に変更していただいて胃腸の調子が改善される方も多いですが、食事の変更が困難なかたもいらっしゃいます。腸の動きをよくするお薬を飲んでいただいたりガスを減らすお薬を飲んでいただいたりすることもありますが、なかなかすっきりしない方も多いです。
心療内科受診で改善されることもあるのですが、歯科で対応してくれるところもあるんですね。
ゲップやおならで困っているが内視鏡検査で異常のない方には歯科受診をお勧めしてみようかと思います。

まちだクリニックは火傷や擦り傷などの外傷の治療の他、胃カメラ、大腸カメラ検査を行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

胃・大腸検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。
ピロリ菌の検査・治療もご相談ください。

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2016年6月14日 火曜日

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

まちだクリニックの町田宏です。

休診のお知らせ
6月23日(木)は慰霊の日のためお休みさせていただきます。

当院は胃カメラ、大腸カメラ検査を主に行っているクリニックです。
胃の痛みが続いていて他の病院へ行ったが検査が混んでいるため当院へ紹介していただく患者さんもいらっしゃいます。
できるだけ早めに胃カメラなどの検査を行っているためか胃潰瘍や十二指腸潰瘍を発見することもあります。
胃がんが隠れていないかどうかの組織検査(生検)、ピロリ菌の検査なども合わせて行います。
胃薬の種類によってはピロリ菌がいても薬の影響で「ピロリ菌陰性」という結果が出てしまうことがあるので症状があるときには薬で様子を見てから検査を行うよりも
できるだけ早く検査を行い、異常がないかどうかを確認しておくことが大切だと思います。

来院から早い日数で胃カメラ検査を行っていると胃潰瘍や十二指腸潰瘍なども「治療を始める段階、もしくは未治療」に近い状態を確認できます。
内視鏡検査報告書のコピーをお渡しし、ご家族の方にも見て頂いたり、主治医の先生に情報提供できると考えています。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍は繰り返すと変形や狭窄を起こす事があります。
十二指腸は胃より狭い所なので潰瘍を繰り返すと変形狭窄をきたしやすくなります。
一度狭くなってしまうと元の大きさには戻りにくくなりますので食事の仕方などに注意が必要です。
(あまり狭くなってしまったら内視鏡的に広げるような処置や手術的に広げたり、新たに通り道を作るバイパス手術などが必要になることもあります。)

胃の調子が悪い方、バリウム検査で異常を指摘された方、黒い便や便に血が混じる方、便秘と下痢を繰り返す方、便潜血陽性を指摘された方で精密検査を受けたことがない(しばらく検査を受けていない)方はお気軽にご相談ください。
車を運転されない方には鎮静剤を使用しての検査も可能です。
口からの胃カメラでは吐き気が強くて大変だという方には鼻からの胃カメラを行っています。
(夜間・休日の対応が困難なためポリープ切除等の処置は行っていません。検査の結果処置が必要と判断した場合には必要な設備の整った施設へ紹介いたします。)

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2016年6月 4日 土曜日

のどに骨が刺さったら

まちだクリニックの町田宏です。

気になる記事の紹介です。

【カラダの不思議】のどに骨 ご飯飲み込むのも善し悪し 最悪の場合は息が止まる
06月03日 17:22夕刊フジ
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/life/fuji-dss1605290001.html
 子供の頃など、のどに魚の骨が刺さってしまい、苦しい経験をしたことがある人は結構多いだろう。なんとも言えない違和感があったり、チクチクする痛みがあったりして、それがトラウマになり、しばらく魚を食べられなくなったなんて人もいる。

 そんなとき、「つばを飲み込む」「水を飲む」「うがいをする」「ご飯を丸飲みする」「放っておけば自然にとれる」「いつの間にか自然に骨が溶ける」などと対応策を語る人がいるが、実際はどうなのか。のどに骨が刺さってしまったときの対処法について、慶友銀座クリニックの大場俊彦院長に聞いた。

 「のどに骨が刺さったとき、水を飲んだり、つばを飲み込んだりすることでとれることはあります。また、ご飯を飲み込むという人もいますが、それは実は危険な行為なんですよ」

 なぜ危険かというと...。

 「ご飯を飲む込むことで、のどに刺さっていた骨がとれ、胃に入ればいいですが、気管支に入ってしまうことがあります。すると、肺炎になったり、最悪の場合には息が止まってしまう可能性もあるのです」

 基本的には、やはり耳鼻科を受診して医師に骨を取り除いてもらうのが良いそうだ。とはいえ、それで必ず解消されるとも言い切れないという。

 「耳鼻科でも、よくわからないときもあるんですよ。刺さっている場所によって、例えば、へんとうの裏にはさまってしまったり、のどの奥のほうにあったりすると、鉗子付きの特別な内視鏡でないと見えないこともあります」

 のどに魚の骨が刺さってしまった場合、不快感や痛みはあるものの、多くの場合は自然にとれるようだが、一番の問題は、それが「なんの魚のどういう骨か」ということだそうだ。

 「アユやウナギの骨でしたら、のどに刺さってもそれほど心配ありませんが、鯛などの太い骨の場合は、見えなくても、のどの奥にめり込んでしまっている場合もあるのです」

 特に、太い骨の場合、ご飯を飲み込むと、ご飯が骨を引きずってしまい、のどの粘膜を傷つける危険性もあるという。太い骨が刺さってしまったときには、自分で対処しようとはせず、耳鼻科を受診するのがオススメだ。


「のどに骨が刺さったかもしれない」と時々相談される事があります。
直接見てわかる事もありますし、わからない事もあります。
喉をみるのは、やはり専門である耳鼻咽喉科の先生が手馴れていますし、道具(機械)も揃っています。

診察して骨などの異物を確認できればあとはどうやって取るかを考えるのですが
問題は「異物が確認できない」場合です。

骨が刺さったが来院される間に取れたのか刺さったままなのか?
「絶対にない」とは言えない「悪魔の証明」です。

喉をうまく通り抜けた場合でも
食道の中に傷をつける事もありますし、稀ですが胃や小腸、大腸に刺さってしまう事もあります。

そうした心配をしなくても済むように普段から
よく噛んで食べる事
を心がけていただきたいと思います。

特に魚など骨が含まれている可能性のある食べ物は
一口量を少なめにしていただくと口の中で骨などの異物に気づきやすくなります。
飲み込む前に気づけば余計な心配をしなくて済みますね。

当院は胃カメラ・大腸カメラ検査を主に行っている外科クリニックです。
擦り傷ややけどなどに対しては痛みが少ない湿潤療法を行っています。

胃の調子が悪いと感じる方、バリウム検査で異常を指摘された方、便に血が混じる方、便秘と下痢を繰り返す方、便潜血陽性を指摘された方で精密検査を受けたことがない(しばらく検査を受けていない)方はお気軽にご相談ください。

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2016年6月 1日 水曜日

2年間のまとめ

まちだクリニックの町田宏です。

今日から6月ですね。
開院から丸2年が経過しました。

当院は胃・大腸内視鏡検査および外科として開院いたしましたが
この2年間で行った検査は胃カメラ419件、大腸カメラ230件の合計649件です。

胃カメラ検査419件のうち胃がんは1件でした。
数カ所の施設でで胃カメラ検査をしていましたが毎回食物残渣が残っているため検査が十分な検査ができなかったとの事でした。当院で検査をした時も残渣が残っていましたが、がんを見つける事ができました。

大腸カメラ検査230件のうち大腸がんは4件(そのうち1件は2カ所にガンがありました)
早期がん1件、進行がん3件でした。

がんの発見率は胃がんが0.23%、大腸がんの発見率は1.73%でした。
沖縄県は統計上、胃がんが少なく、大腸がんが多いのですが当院での検査も(母集団は少ないですが)大腸がんは多い結果となっています。

また、大腸検査230件のうち奥までカメラを入れる事ができなかったのは2件で率にすると99%の方に全大腸内視鏡検査をおこなうことができました。
全大腸検査ができなかったうちの一人はその後総合病院で特殊な長いカメラを使って再検査をしてもらいましたが、総合病院でも奥までカメラを入れる事ができなかったとのこです。

当院は胃カメラ・大腸カメラ検査を主に行っている外科クリニックです。
擦り傷ややけどなどに対しては痛みが少ない湿潤療法を行っています。

胃の調子が悪いと感じる方、バリウム検査で異常を指摘された方、便に血が混じる方、便秘と下痢を繰り返す方、便潜血陽性を指摘された方で精密検査を受けたことがない(しばらく検査を受けていない)方はお気軽にご相談ください。

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