内視鏡

2016年5月28日 土曜日

アニサキス

まちだクリニックの町田宏です。

胃痛の原因の一つに「アニサキス」というものがあります。
魚介類にいる寄生虫ですが、刺身や寿司などの生食で人に感染するものです。
サバやイカなどが有名ですが、それ以外でも寄生しています。

激しい痛みを生じることもあれば、あまり痛みを感じない方もいらっしゃいます。
刺身や寿司などの新鮮な魚介類を摂取した後に痛みが出るようであればアニサキスを疑うことができます。
アニサキスを疑う場合には診断と治療を兼ねて胃カメラを行ういます。
胃カメラではこのように見えます。鉗子で摘出してしまえば治療終了です。

魚介類の生食後に痛みが出るようでしたらアニサキスを疑い、早めに胃の検査を行った方がよいかもしれません。
胃カメラ検査でアニサキスが認められた時にはその場でアニサキスを摘出します。
アニサキスを摘出した場合は通常の胃カメラ検査のほかに費用がかかります。
(食品衛生法では届け出が必要になっています。)

まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
胃カメラ検査は症状によっては当日の検査も可能です。(鼻から行うこともできます。)
大腸カメラは下剤を飲んでいただく必要があるので事前に診察が必要です。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

投稿者 まちだクリニック | 記事URL

2016年5月26日 木曜日

迅速ウレアーゼテスト

まちだクリニックの町田宏です。

当院ではヘリコバクターピロリ菌に感染しているかどうかの検査を行いますが
迅速ウレアーゼテスト(胃カメラ検査の際に行う検査)と
尿素呼気テスト(胃カメラ検査を必要としない検査)があります。

保険診療でヘリコバクター・ピロリ菌に感染しているかどうかを検査するためには
半年以内に胃内視鏡検査が行われている必要がありますので、胃内視鏡検査でヘリコバクター・ピロリ菌の感染が疑われた場合に迅速ウレアーゼテストを行います。

具体的には胃カメラ検査で胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍が見られた場合に胃の組織を採取します。
専用のキットに組織を付け(埋め込み)ます。

判定時間は2時間ほど要します。
人によっては15分ほどで反応が出る方もいらっしゃいます。

黄色は陰性(ピロリ菌がいない)ということですが、赤色は陽性でピロリ菌がいるということになります。

潰瘍や逆流性食道炎などでPPIというお薬を飲まれているとピロリ菌検査の反応が鈍くなるためPPIを飲まれている方は鏡検法といって病理組織検査で判定することもあります。

バリウム検査で胃炎を疑われ、ピロリ菌の検査を行ったことがない方は
胃カメラを行いながら迅速ウレアーゼテストでピロリ菌のチェックを行います。

ヘリコバクター・ピロリ菌の治療を行った後の除菌判定や
人間ドックなどで胃内視鏡を行い、胃炎や潰瘍などの診断を受けたがピロリ菌の検査をしなかった方は
尿素呼気テストを行っています。

胃カメラ検査だけを行う費用(3割負担の場合)は約4000円前後です。
追加でかかる費用としては
組織検査約4000円もしくは7500円
迅速ウレアーゼテストを行った場合には約700円かかります。
(組織検査を行わずに迅速ウレアーゼテストだけを行った場合は約1500円です)

尿素呼気テストだけの場合は約1650円(検査薬代を含む)です。

このほかに診察料(初診料、再診料)などがかかります。

胃内視鏡検査をしないでピロリ菌の検査だけをしたい方は保険適応がないため自費診療となります。
(10割負担換算)
また、除菌治療を健康保険で行う場合には胃カメラ検査を受けてから概ね6ヶ月以内に行ってください。
(あまり期間が空いてしまうと健康保険の適応から外れる可能性があります。)

まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

胃・大腸検査やピロリ菌の検査・治療をご希望の方はお気軽にご相談ください。

投稿者 まちだクリニック | 記事URL

2016年5月24日 火曜日

検査を受けたら結果を確認しましょう

まちだクリニックの町田宏です。

当院は胃カメラや大腸カメラなどの消化器内視鏡検査を主に行っています。
胃カメラや大腸カメラ検査などを行った時に、ポリープや炎症などが見られた場合に病理組織検査を行うことがあります。
病理組織検査によってガンがないかどうかなどを確認することができます。
また、胃カメラの時にはヘリコバクター・ピロリ菌に感染していないかどうかを調べることがあります。
ピロリ菌の検査は少し時間がかかることがあるので、約1週間後に再診していただき結果を説明させていただいています。

ピロリ菌に感染していた場合には除菌治療をお勧めしているのですが、時々胃カメラ検査を受けられただけで安心されているのか、多忙なのか、結果を聞きに来ていただけない方がいらっしゃいます。

ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療を行う場合、健康保険では胃カメラ検査後概ね半年以内にという明文化されていない縛りがあるので、除菌治療を希望される場合は胃カメラ検査後早めに治療されることをお勧めします。
そのためにも胃カメラの後は病理組織検査の結果とヘリコバクター・ピロリ菌の検査結果を聞きに来ていただきたいと思います。
(もちろん、異常なかった方、病理検査やピロリ菌の検査をしていない事もあります)

また、
ピロリ菌の除菌治療を行った場合、約1ヶ月ほど間隔をあけてから尿素呼気テストを行い、除菌治療が成功したかどうかを確認しています。
(除菌治療してからあまり間隔をあけずに検査をした場合にはピロリ菌が少量残っていても検査が正確にできない「偽陰性」となる事もありますので当院では4週間以上経ってから検査するようにしています)

除菌治療後の判定も忘れずに行っていただきたいと思います。
除菌に失敗していた時には二次除菌をお勧めしています。

一次除菌、二次除菌と二回の除菌治療が健康保険で認められていますが
二回の除菌治療による除菌成功率は95%と言われています。
ヘリコバクター・ピロリ菌に感染している場合にはしっかりと治療を行いましょう。


まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

胃・大腸検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。
ピロリ菌の検査・治療もご相談ください。

投稿者 まちだクリニック | 記事URL

2016年5月20日 金曜日

内視鏡検査の費用

まちだクリニックの町田宏です。

胃カメラ、大腸カメラ検査を受けてみたいと思う時に費用も気になると思います。
健康保険を使って3割負担の方の概算です。
胃カメラ検査
 観察だけを行った場合。
  4000円前後
 組織検査やピロリ菌の検査を行った場合
  8000円〜12000円

大腸カメラ検査
 観察だけを行った場合。
  6000円前後
 組織検査を行った場合
  10000〜15000円
 ポリープ切除を行った場合
  20000〜25000円
 ※ポリープを切除した場合は手術に相当するため費用が高額になります。
 (検査・手術は患者さんの安全が第一と考えていますので、当院でのポリープ切除は大きくないポリープに限定しています。
 当院での切除が困難と判断した場合には他施設へ紹介しています)

この他に初診料(再診料)や薬代(処方があれば)などの費用がかかります。
基本的な費用は健康保険で決まっていますので
どこの施設でも同じことをしていれば費用に大差はないと思います。

全く症状が無いという場合は健康保険適用にならず自費になる場合もあります。
不安をお抱えの場合があると思いますので保険適用になるかどうか問診等で判断させてください。

まちだクリニックでは消化器専門医の立場から糖質制限食(MEC食)を推奨しています。
当クリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門クリニックです。
経鼻内視鏡も行っています。
検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。

投稿者 まちだクリニック | 記事URL

2016年5月17日 火曜日

薬のシートにご注意ください

まちだクリニックの町田宏です。

胃カメラ検査で胃の中に食べ物を見ることは珍しくありませんが
食べ物以外のものを「異物」と称します。
異物の代表的なものにアニサキスなどの寄生虫や薬やお金、ボタンなどがあります。

胃の痛みを訴えて来院された方に内視鏡検査を行ったところ薬のシートが確認されました。



PTPシートごと飲んでしまったようで、食道や胃に潰瘍ができていました。
PTPシートの角は硬いので食道や胃を傷つけてしまいます。
鼻からの胃カメラを行っていたので一度カメラを抜き、口からカメラを入れ直します。
鉗子を使って異物をつまみながらカメラを抜きます。
食道の蠕動運動に逆らってPTPシートを抜いていきますので食道を傷つける恐れがありますので
ゆっくり丁寧に抜いていきます。
異物を摘出した後は再度鼻からカメラを挿入し、食道や胃・十二指腸の潰瘍(傷)や出血がないかどうかを確認します。

シートを誤って飲んでしまったという訴えがあればすぐに内視鏡を行おうということになりますが
異物を飲み込んだという自覚がない事が多く、すぐに内視鏡検査ができない施設では「とりあえず胃薬を処方しておきましょう」ということになります。
しかし、異物を除去しなければ症状は改善しませんし、胃から出て行ってしまうと回収する事が困難になります。
今回のケースでは早く検査を行い異物除去ができたので良かったと思います。

「骨」は食道や胃に刺さったりすると穴を開けてしまうことがありますので胃カメラ検査で発見された場合は摘出しておいたほうがいいでしょう。
鳥の唐揚げのなかに骨のかけらが入っていることもありますので、よく噛んで食べるように心がけておくと飲み込む前に気づく事ができるかもしれません。

まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

胃・大腸検査やピロリ菌の検査・治療をご希望の方はお気軽にご相談ください。
内視鏡関係以外はやけどなどの傷の処置を行っています。

投稿者 まちだクリニック | 記事URL

アクセス


〒904-0101
沖縄県中頭郡北谷町
上勢頭556-3
【診療時間】
9:00~12:00
14:00~18:00
【休診日】
水曜午後、土曜午後
日曜、祝日

お問い合わせ 詳しくはこちら