湿潤療法

2016年2月12日 金曜日

炎による手の火傷

まちだクリニックの町田宏です。

当院では火傷の治療を「湿潤療法(うるおい療法)」で行っています。
湿潤療法、うるおい療法とは「消毒しない」「乾かさない」治療方法で
消毒をして軟膏を塗り、ガーゼを当てるという従来の治療とは治療方法が異なります。

2000年頃から始まった治療方法で従来の治療と比較して痛みが少なく、きれいに治ります。

昨年、手を火傷された方の経過です。
キャンプファイヤーで誤って四肢を火傷してしまいました。
救急病院へ搬送され1泊入院。
軟膏を処方され4日後に外来受診。皮膚移植が必要になるかもしれないと言われ次回外来を1週間後受診するようにと説明されたそうです。
ガーゼ交換の際に非常に痛みが強く、また皮膚移植が必要になるかもしれないと説明されていたにも関わらず次回外来は1週間後でそれまで自宅処置続けることに不安を感じられたとの事です。

やけどの治療を検索したところ、当院を知ったそうです。
また、やけどの治療に関しては私の息子の治療例を提示してあった記事を見て
「自分の子供に対しても行っているのだから実際に湿潤療法をしているのだろう」と思われたそうです。

両右、両前腕、両上腕、右大腿、両下腿の火傷で特に右手、右前腕、右上腕がひどい火傷でした。
水泡膜を可能な限りハサミで除去し、明らかな異物を認識されるものは可能な限り除去しました。
(異物は炭でした)

すでに何日も自宅で処置されていましたので湿潤療法の処置方法を指導し自宅で処置をしていただきながら
隔日で通院していただきました。
(手の火傷のため運転が困難となります)

写真は当院初診(受傷から9日目)、11日目、17日目、54日目です。
当院では初めの1週間は隔日で通院していただきましたが
経過が順調でしたので次の週は2回受診していただき
3周目にはかなり良くなり、仕事も忙しいとの事でその後の来院は受傷から54日後となりました。



湿潤療法は毎日見ている御本人・御家族よりも
時々見させていただく私たちのほうが改善の良さに驚かされます。

写真をご覧いただければみるみる良くなっていくのが良くわかると思います。
指紋の事を心配されていましたが、iPhoneの指紋認証も問題ないとの事でした。

湿潤療法について詳しく知りたい方は「新しい創傷治療」で検索してみてください。

まちだクリニックは火傷や擦り傷などの外傷の治療の他、胃カメラ、大腸カメラ検査を行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

胃・大腸検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。
ピロリ菌の検査・治療もご相談ください。
(写真は患者さんの許可をいただいています)

投稿者 まちだクリニック

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