内視鏡

2016年1月30日 土曜日

消化の良い食事はMEC食

まちだクリニックの町田宏です。

消化のいい食事というと「うどんやおかゆ」と答える方が多いと思いますが、
本当にうどんやおかゆが消化のいい食事でしょうか?

胃カメラ検査をする際には前日夕食を20~21時くらいまでにすませてもらい、その後は検査まで食事をしないようにしていただき検査に臨むことが多いと思います。
しかしそれでも実際にカメラを入れてみたところ胃の中に食べ物が残っている事があります。
人参、ゴーヤー、椎茸などの野菜の他にご飯粒や麺類も見られる事があります。



この写真は胃カメラ検査でゴーヤーがはっきりと確認された時のものです。
このゴーヤーは胃の中で胃液に12時間以上浸していても消化されていなかったのです。

胃カメラ検査で肉を確認できることはほとんどありません。

胃の出口はやや狭くなっています。
食べたものがある程度小さくなるまで胃の中にとどめておくためなのでしょう。

胃の中にいつまでも食べ物が入っていると、胃は働き続けなければなりません。
よく噛んで食べることが胃の負担を減らすことになると思います。

胃液や膵液など消化液で溶けないものはよく噛んで食べなければそのままの形で大腸まで送られます。


大腸内視鏡検査の際に麺と椎茸だとわかりました。
大腸検査の前日に「消化が良いと思って沖縄そばを食べた」とのことでした。

消化が良いと思われているおかゆや麺類は食べやすいためにほとんど咀嚼しないのでしょう。
食物繊維は人間にとって消化できませんが、炭水化物とは糖質と食物繊維の両方を含みますので炭水化物である麺類、穀物は消化がよくない食べ物だと思います。
おかゆや麺類を食べる時にはいつもの食事よりもさらによく噛んで食べるようにしたほうがいいでしょう。

胃腸の負担を減らすという点でも糖質制限(MEC食)は理にかなっていて
消化が悪いと思われていた油・肉(や魚)のほうが炭水化物よりもずっと消化が良いと思います。
(MEC食:肉、卵、チーズ)


まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
胃の検査は症状によっては当日の検査も可能です。
(当日の検査をご希望される場合には電話でご連絡ください。)

胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

胃・大腸検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。

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2016年1月29日 金曜日

当院での大腸内視鏡検査

まちだクリニックの町田宏です。

大腸の検査といえば内視鏡検査と注腸造影検査(おしりからバリウムを入れてレントゲンを撮る検査)が主な検査で、最近ではCTを使った大腸CT検査もあります。

大腸には常に便があるので、なにも処置をしないまま検査を行っても便などのために小さな病気を見落としてしまう可能性があるので、下剤を飲んで大腸の中を洗い流す必要が有ります。

下剤を飲んでもらっていても沖縄そばや椎茸など消化に悪い食事を食べていると、大腸の中に残っていて検査の支障になることがあります。
大腸内残渣
この他、果物の種やゴマ(ふりかけ)などは検査の支障になることがあるので注意が必要です。
検査2~3日前から食事は肉・魚中心の食事にしていただく様にお願いしています。
(検査前日の食事内容に不安のある方には検査用の食事を窓口で販売しています。)

当院で行っている大腸内視鏡検査の全処置は
検査前日、寝る前に「ヨーピス」という下剤10mlをコップ1杯(200ml程度)の水と一緒に飲んでいただきます。(多くの方が検査当日の朝、下痢します)

検査当日、9時頃来院していただきモビプレップという下剤と水を交互に飲んでいただきます。
モビプレップを1〜1.5リットル、水をその半分量500~700ml位飲んでいただくと多くの方が検査可能な状態になります。
現在当院で採用しているモビプレップという下剤は過去によく使われていたニフレック等という下剤と比較すると少なめで検査が可能な状態になります。

当院の場合は大腸の検査でも前処置が終了したら検査を開始しますので、前処置が早く終了した方は早ければ午前中で検査が終了になります。
前処置に時間がかかる方は午後までかかることもあります。
また、鎮静剤を使用された方は検査後に1時間程休んでいただきます。
そのため、大腸検査は午後まで診療している月、火、木、金に行っています。
どうしても水曜日や土曜日にしか時間が取れないという方はご来院の上で相談させてください。

胃の検査と大腸の検査を同日に行う場合には
下剤を飲み終わり前処置終了
  ↓
胃の検査
  ↓
大腸の検査

という流れになります。
検査台に登っていただくのは一度だけです。

不安・緊張の強い方には鎮静剤を注射して検査を行いますが胃の検査も大腸の検査も点滴はしません。

検査終了後、引き続いて検査結果説明を行います。
(鎮静剤の注射をした場合には1時間程度休んでいただいてから説明します。)

ポリープなどがあり病理検査をした場合には1週間後に病理検査結果を聞きに来ていただきます。
大腸のポリープなどが見つかった場合には
1〜2mmの小さなポリープは組織検査の際にほぼ無くなってしまいます。
それ以上の大きさのポリープに関してはポリープ切除した後に出血や腹痛が出た場合、夜間や休日の対応ができないので他院を紹介させていただいています。

胃や大腸に不安をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
検査時に鎮静剤の使用を希望される方は検査当日ご自分でお車等の運転を行わないようにお願いしています。鎮静剤使用をご希望の方はご家族やタクシーでのご来院をお願いします。

火傷や怪我などの傷に対しては湿潤療法を行っています。
怪我をしたが処置の仕方がよくわからないという方もご相談ください。

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2016年1月28日 木曜日

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

まちだクリニックの町田宏です。

当院は胃カメラ、大腸カメラ検査を主に行っているクリニックです。
胃の痛みが続いていて他の病院へ行ったが検査が混んでいるため当院へ紹介していただく患者さんもいらっしゃいます。
できるだけ早めに胃カメラなどの検査を行っているためか胃潰瘍や十二指腸潰瘍を発見することもあります。
胃がんが隠れていないかどうかの組織検査(生検)、ピロリ菌の検査なども合わせて行います。
胃薬の種類によってはピロリ菌がいても薬の影響で「ピロリ菌陰性」という結果が出てしまうことがあるので症状があるときには薬で様子を見てから検査を行うよりも
できるだけ早く検査を行い、異常がないかどうかを確認しておくことが大切だと思います。

来院から早い日数で胃カメラ検査を行っていると胃潰瘍や十二指腸潰瘍なども「治療を始める段階、もしくは未治療」に近い状態を確認できます。
内視鏡検査報告書のコピーをお渡しし、ご家族の方にも見て頂いたり、主治医の先生に情報提供できると考えています。

胃の調子が悪い方、バリウム検査で異常を指摘された方、黒い便や便に血が混じる方、便秘と下痢を繰り返す方、便潜血陽性を指摘された方で精密検査を受けたことがない(しばらく検査を受けていない)方はお気軽にご相談ください。
車を運転されない方には鎮静剤を使用しての検査も可能です。
口からの胃カメラでは吐き気が強くて大変だという方には鼻からの胃カメラを行っています。
(夜間・休日の対応が困難なためポリープ切除等の処置は行っていません。検査の結果処置が必要と判断した場合には必要な設備の整った施設へ紹介いたします。)

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2016年1月25日 月曜日

アニサキス

まちだクリニックの町田宏です。

胃痛の原因の一つに「アニサキス」というものがあります。
魚介類にいる寄生虫ですが、刺身や寿司などの生食で人に感染するものです。
サバやイカなどが有名ですが、それ以外でも寄生しています。

激しい痛みを生じることもあれば、あまり痛みを感じない方もいらっしゃいます。
刺身や寿司などの新鮮な魚介類を摂取した後に痛みが出るようであればアニサキスを疑うことができます。
アニサキスを疑う場合には診断と治療を兼ねて胃カメラを行ういます。
胃カメラではこのように見えます。鉗子で摘出してしまえば治療終了です。
(胃を通り越して腸や消化管外にいる場合には診断が難しいです)
アニサキス症とは
(↑↑↑ 国立感染症研究所のHPへリンクしましたので写真をご覧になりたい方はどうぞ。)

魚介類の生食後に痛みが出るようでしたらアニサキスを疑い、早めに胃の検査を行った方がよいかもしれません。
胃カメラ検査でアニサキスが認められた時にはその場でアニサキスを摘出します。
アニサキスを摘出した場合は通常の胃カメラ検査のほかに費用がかかります。
(食品衛生法では届け出が必要になっています。)

まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
胃カメラ検査は症状によっては当日の検査も可能です。(鼻から行うこともできます。)
大腸カメラは下剤を飲んでいただく必要があるので事前に診察が必要です。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

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2016年1月23日 土曜日

迅速ウレアーゼテスト

まちだクリニックの町田宏です。

当院ではヘリコバクターピロリ菌に感染しているかどうかの検査を行いますが
迅速ウレアーゼテスト(胃カメラ検査の際に行う検査)と
尿素呼気テスト(胃カメラ検査を必要としない検査)があります。

保険診療でヘリコバクター・ピロリ菌に感染しているかどうかを検査するためには
半年以内に胃内視鏡検査が行われている必要がありますので、胃内視鏡検査でヘリコバクター・ピロリ菌の感染が疑われた場合に迅速ウレアーゼテストを行います。

具体的には胃カメラ検査で胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍が見られた場合に胃の組織を採取します。
専用のキットに組織を付け(埋め込み)ます。

判定時間は2時間ほど要します。
人によっては15分ほどで反応が出る方もいらっしゃいます。

黄色は陰性(ピロリ菌がいない)ということですが、赤色は陽性でピロリ菌がいるということになります。

潰瘍や逆流性食道炎などでPPIというお薬を飲まれているとピロリ菌検査の反応が鈍くなるためPPIを飲まれている方は鏡検法といって病理組織検査で判定することもあります。

バリウム検査で胃炎を疑われ、ピロリ菌の検査を行ったことがない方は
胃カメラを行いながら迅速ウレアーゼテストでピロリ菌のチェックを行います。

ヘリコバクター・ピロリ菌の治療を行った後の除菌判定や
人間ドックなどで胃内視鏡を行い、胃炎や潰瘍などの診断を受けたがピロリ菌の検査をしなかった方は
尿素呼気テストを行っています。

胃カメラ検査だけを行う費用(3割負担の場合)は約4000円前後です。
追加でかかる費用としては
組織検査約4000円もしくは7500円
迅速ウレアーゼテストを行った場合には約700円かかります。
(組織検査を行わずに迅速ウレアーゼテストだけを行った場合は約1500円です)

尿素呼気テストだけの場合は約1650円(検査薬代を含む)です。

このほかに診察料(初診料、再診料)などがかかります。

胃内視鏡検査をしないでピロリ菌の検査だけをしたい方は保険適応がないため自費診療となります。
(10割負担換算)
また、除菌治療を健康保険で行う場合には胃カメラ検査を受けてから概ね6ヶ月以内に行ってください。
(あまり期間が空いてしまうと健康保険の適応から外れる可能性があります。)

まちだクリニックは胃カメラ、大腸カメラ検査専門で行っています。
胃カメラは鼻から行うこともできます。
胃カメラ大腸カメラともに鎮静剤を使用することもできます。
(鎮静剤をご希望される方は当日車の運転を行わないようにしてください)

胃・大腸検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。
ピロリ菌の検査・治療もご相談ください。


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